浜名湖の細長い魚 タチウオ・カマス・サヨリ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年12月02日 11:15



南浜名湖は海の産地、冬の遠州灘の風や波に寄せられて浜
名湖に入ってきたのでしょうか、浜名湖の幸を水揚げする今朝
の雄踏(ゆうとう)港市場には、珍しくタチウオが水揚げされて
います。

口をあければ牙ともいえる鋭い歯を持つタチウオは、遠州灘の
深みに棲む魚、こんな魚も今切を通じて浜名湖に入ってくるこ
とがあります。



タチウオはご存じ、刺身や煮付けでいただく魚、魚の大きさを
現わすのに魚体の高さに指をあて、指何本かの太さで表わす
ことがあります。今朝のタチウオは見事な指四本サイズで脂
がのった見事なものでした。



浜名湖の(遠州灘の)カマスです。
秋冬においしくなるカマスは、そのまま食べるよりひと手間かけ
て開き、一夜干しすることで旨みが凝縮する魚、浜名湖では本
カマスと呼ばれるアカカマス、少し水っぽいミズカマスが揚がって
います。



遠州灘では初春の漁魚とされるサヨリがあがっています。
サヨリは細魚と書くほど細長い魚、舌のクチバシの先に紅が美
しい魚、刺身や焼き物でいただきます。

まだまだ豊漁が続く浜名湖の漁、人気のハゼの他にもこのような
美魚たちが水揚げされています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 海老仙
雄踏港市場のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。

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