南浜名湖は海の産地、この美しい浜名湖を子供たちに残こし、
豊かな浜名湖を育てようと活動する「
NPOはまなこ里海の会」
の、舘山寺地曳網&マダイ放流会が、8月23日舘山寺サンビ
ーチで開催されました。
海水浴場で行われた地曳網は、親子で曳く網、みんなで曳いた
網から浜名湖の魚たちがあがります。
里海の会の窪田事務局長が獲れた魚を説明します。
「カマス」です。育てば1メートルを超える魚になります。
浜名湖の漁や釣りでも狙う小さめのタイは「マンタイ」、金色の
うろこを持つこのタイも浜名湖で育つ魚、海に繋がっている浜
名湖は、魚たちが育つアマモ場(海草)が多く、魚たちのゆり
かごとなっています。
「セイゴ」です。
セイゴも浜名湖で育つ魚、出世魚として育ち、セイゴはやがて
数十センチとなればマダカに、やがて1メートルを超えるスズキ
に育ちます。
「ガザミ」です。
浜名湖ではササガニ、ワタリガニとも呼ばれるこのカニは浜名湖
のご馳走ガニ、最も後ろの脚がボートのオールのような形になっ
ており、泳いで移動します。
浜名湖で育ったガザミはやがて遠州灘へ泳ぎ出て育ちます。
地曳網から外した魚を運んだ子供たち、自らの手で生きた魚を見
れば浜名湖を育て、美しい自然を守る心が育ちます。
浜名湖に育つ小さな魚たちは、やがて子供たちと共に大きく育って
大海を目指してゆくのです。
※取材協力:
はまなこ里海の会
※
地曳網&マダイ放流会
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