よらっせYUTOのガニ かんぱちのサイマキ(クルマエビ)

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年05月14日 11:15



南浜名湖は海の産地、浜名湖雄踏港には初夏の幸の水揚げが
始まっています。

「見事なガニ(浜名湖ではガザミ=ワタリガニをガニと呼ぶ)が入
ったゾ」と見せてくれたのは、雄踏港市場に近い「よらっせYUTO
の大将井口さんです。

一緒に写ってくれたのは、古人見の浜名湖料理の「かんぱち」の
大将、二人は市場で魚を教えてくれる師匠たちです。



かんぱちの大将が見せてくれたのは見事なサイマキ(クルマエビ)
です。まだ数は揃いませんが、今後日に日に入荷が増える浜名湖
の名産のエビです。

料理人さんは両手で慈しむようにこうしてエビを扱います。
こういうことを知ることも市場取材の楽しみのひとつです。



競りが終わり、仕入れた魚を整理する仲買の海老仙のみなさんと
よらっせYUTOの大将が、外子(カニの卵)を抱えたカニを見つけま
した。

「これで何万匹ものカニが生まれるんだから、放流してやろう」
このカニは両者の手でそっと浜名湖に帰されていきました。
販売だけでなく浜名湖の自然を守る漁業関係者の心を知る、と
ても心温かくなる今朝の市場でした。

よらっせYUTOは恒例の海鮮まつりを5月25日(土)に開催します。
前回も大盛況だった海鮮まつりにお出かけください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 よらっせYUTO かんぱち 海老仙

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