浜名湖雄踏港のワタリガニ ガザミ タイワンガザミ コウマルガニ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年05月12日 12:15



南浜名湖は海の産地、浜名湖の魚を水揚げする雄踏港市場では
初夏からの幸、カニたちの水揚げのハシリが始まっています。

浜名湖のご馳走ガニといえばワタリガニ類のカニたち、最後端の
脚がボートのオールのようになった遊泳脚を持っています。
ワタリガニたちはその名の通り、潮の干満を利用して浜名湖と遠
州灘とを行き来して育ちます。

左が美しい青色が目立ち長いハサミ脚を持つタイワンガザミ(オス)
です。
右は浜名湖でガニと呼ばれるガザミ(ササガニ)のメスです。
この二種類の雌雄が最も水揚げがあり、また楽しめるカニです。



今回は登場しませんが、浜名湖で最大のカニは「ドウマン」ことトゲ
ノコギリガザミ、とても太く大きなハサミを持っていますが、ドウマン
と同じように太いハサミ脚を持つのが「コウマルガニ」ことイシガニで
す。

堅い甲羅を持つコウマルガニは二つに割って味噌汁にして楽しまれ
ますが、かつて浜名湖で最大の水揚げがあったカニです。

雄踏港市場にさまざまなエビ類とワタリガニ類の水揚げが始まれば
初夏、今後の水揚げ増に期待がかかります。

真っ赤に茹で上がり、甲羅をはずして楽しむ浜名湖のカニたち、まも
なく楽しみが始まります。

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※取材協力:よらっせYUTO 海老仙 山松水産

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