舞阪港 牡蠣剥きナイフ あさり剥きナイフ
浜名湖は四季に旬の魚、カニ・エビ、貝が水揚げされるところ、
この季節は浜名湖牡蠣や浜名湖海苔が盛りとなっています。
浜名湖の二大漁業はシラスとアサリ、アサリ漁は採貝漁と呼び
通年、浜名湖アサリの水揚げを行っています。
この二本のナイフは上が牡蠣剥きナイフ、舞阪や新居の牡蠣
漁師さんは1年3ヶ月かけて育てた
牡蠣を毎日その日に剝いて
販売しています。毎日、手剥きできるだけの限定数量ですから
とても貴重です。
牡蠣の殻にナイフの先をつっこんで上の貝柱を切って開き、牡
蠣の身を痛めないよう下の貝柱を切る牡蠣剥き作業は、この
ナイフ一本で行われています。
下のナイフは貝剥きナイフ、これは舞阪の新しい名物となって
いる
生剥きアサリをつくるためのナイフです。
アサリの殻をこじあけるよう工夫されたナイフで小さなアサリを
一つづつ剝く名人が、舞阪の生あさりを生産しています。
生剥きあさりは、牡蠣のようなミルク味を持っています。
これを串に刺して販売するのは舞阪のその名も「かい水産」の
みなさん、地元居酒屋さんでも舞阪名物として、
焼いて、揚げて
丼などで楽しむことができます。
牡蠣を剥く、アサリを剝くナイフはプロの道具ですが、ひとつ買
ってもみたいもの、このナイフは舞阪港に近い浜名漁協購買部
で見せていただきました。
※取材協力:浜名漁協購買部
関連記事