雄踏港 はな競り 端競り

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年12月20日 14:15



冬の漁期も終了まじか、南浜名湖 雄踏港の市場は年内隔日開催
となり、月・水・金・土曜の開催となりました。
浜名湖の伝統漁角立て漁の魚も新年15日で漁期を終えます。

この時期の雄踏港市場はハゼの市場、大きくみごとに育った浜名湖
ハゼが並んでいます。

「さあ!やってよー」、札読み(競り人)の呼び声に仲買人さんが囲み、
市場の南東端からひと籠ごとに札を入れる競りがはじまります。
魚のさまざまを教えていただく私たちの師匠のみなさんです。

この最初の角を「はな競り」と呼び、よいものが並びます。
この日は見事なハマグリが並んでいました。



雄踏港市場は旧村櫛市場と統合された市場、南側に並ぶ魚たちは
地元雄踏の漁師さんのもの、北側二列目から並ぶのが村櫛や庄和な
どの漁師さんの魚たちです。

村櫛の漁師さんの列に冬のご馳走「ソイ」が入荷していました。



この時期に採れる見事なマダコです。
浜名湖にはタコが多く棲み、釣りでも楽しまれていますが、やはり市場
に入るタコは見事なもの、エビやカニ類を食べるという美食家は浜名湖
料理店で浜名湖の味の濃いタコとして楽しむことができます。

雄踏港市場の年内の開市は28日まで、新年は5日が初日となります。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所

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