舞阪大太鼓祭り 砂町を行く太鼓
うなぎのつるや前を岐佐神社に折れた神輿行列は砂町に入り
ます。
町提灯賑やかに行く太鼓台の後ろから太鼓の炸裂音が追い越
してくる、神輿渡御を先導する年番西町太鼓が岐佐神社前に迫
っていきます。
先頭が神社前に着いても後続する砂町、新町、仲町の太鼓はま
だ往還通りまで続き、賑やかな音が舞阪の夜に満ち、奮わせて
いるのです。
先頭の年番西町が「敬愛青年」ならば続く砂町は「愛国青年」、
砂町の中太鼓、子供たち「愛国少年」の太鼓がやってきます。
岐佐神社祭典はことさら大きな照明を照らさず提灯とわずかな灯り
の中を行く。
舞阪の少年たちは満月の祭りを繰り返して成長します。
背が伸びるにしたがい長いタイコブチを作ってもらい太鼓に挑戦し
ます。
少年は青年に憧れ、大太鼓を叩く日を目指しています。
続く神輿の前に先頭敬愛少年の太鼓台が神社に向けて動きはじめ
ます。
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