浜名湖 コウイカ ワニゴチ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年11月09日 07:05



初夏の頃に浜名湖の岸辺や藻場に産卵のためにやってくる
コウイカ、その卵が孵り小さなコウイカを見かけたのは夏の
終わりの頃でした。

秋深い今はその新イカが育っています。

コウイカは別名スミイカ、真っ黒い墨を吐くことから釣りあげて
も市場で買っても墨にはご注意、持たせていただいた指が
真っ黒になるほどの墨の量を持っています。

この墨は昔むかしインクなどにも使われていたそう、褪せたイ
ンクの色「セピア」はイカ墨からつけられた名だといいます。
たとえ指が真っ黒になっても、イカ墨でからめたイカもおいしい
ものですね。



浜名湖はコチが多い海、マゴチに加え、こんな縞のあるコチが
雄踏港市場に揚がっています。
こちらは口が長いことからその名も「ワニゴチ」というそうです。

コチは尾に近い部分を刺身で、胴は煮て食べるとおいしいお魚
です。安く変えますのでお楽しみください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 海老仙

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