岐佐神社祭礼 往還通りを行く神輿

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年10月25日 17:52



舞阪大太鼓祭りこと「岐佐神社祭礼」本祭りは旧暦9月15日、満月の
日に開催される。今も古き伝統を守るため、今年は月曜となり、前日
日曜は宵祭りが舞阪四町で開催されます。

本祭りの朝、6時台だからはじまる祭礼は神輿の渡御に賑やかに供
する祭り、見所は大太鼓を乗せた太鼓台が石段を降りてくるところか
らはじまります。
見上げるほど大きな太鼓は打ち鳴らされながら一段づつ段を降り、
年番町(今年は西町)の太鼓が先導して神輿が続きます。



神輿の前を行くのは「天狗さん」、神輿が行く結界を清めて歩く天狗
さんは大榊で祓って歩きます。
天狗さんに続くお神輿は年番町のみなさんが白い直垂(ひたたれ)を
着て担いでいきます。

※祭礼ではお神輿を写真に撮ることは禁じられています。ご注意を



当日の神輿渡御の列はマップのように左下の岐佐神社から舞阪港入口
へ向い旧東海道、現在の往還通りを上ります。
途中休憩をはさみながら、神輿は四町の青年の大太鼓、女たちの賑や
かな手踊りと共に往還通り東端から国道一号線を渡った「稲荷山」を目
指していきます。



往還通りは宵祭り(28日日曜日)から笹が立ち、注連縄で結ばれた神輿
の通り道「結界」が結ばれています。
この中を行く神輿渡御のお供をする舞阪衆たち、太鼓は海に届く炸裂音
を響かせてゆく、木遣りに伊勢音頭、青年たちの活躍、見守り環境をつくる
中老ほか大人たち、子供たちはより大きな太鼓を叩こうと、青年の大太鼓
を目指して成長してゆくのです。

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