ベテラン漁師は働きもの 彦四丸

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年10月14日 17:15



舞阪港の漁は10月のトラフグ漁解禁に続いて15日の鯛網漁と
遠州灘から沖の幸を水揚げしていますが、雄踏港・鷲津港は
浜名湖の幸の水揚げ港、舞阪が休漁となる土曜日は、舞阪の
漁師さんが浜名湖の幸を運んできます。

「彦四丸の英二さん」です。

昨年の弁天島の潮干狩り遊船からさまざまな漁を教えていた
だいている英二さんは、黒潮のカツオ漁、夏の洋上のアマダイ
漁などに加えて刺し網漁のベテランです。

舞阪港の休漁日に合わせて浜名湖内に前日仕掛けた刺し網
でガザミ(ササガニ=ワタリガニ)を水揚げしています。



角立漁を伝統漁法とする雄踏や村櫛の漁師さん、刺し網などを
得意とする舞阪の漁師さんが、それぞれの幸で雄踏港市場を
賑わせているのです。

刺し網はテグス(釣り糸)製の網を潮の干満で魚やカニが移動
する場所に仕掛け、網にからまったものを獲る漁、刺し網にから
んだ魚やカニを外すのに手間がかかりますが、量がとれるよと
英二さんはいいます。



今週末も各地の祭り、土曜の雄踏港はご馳走をもとめ、仲買さん
の競り落としたカニやエビ、魚を求める人で混み合いました。

舞阪の漁師さんのカニは人気のひとつ、漁師は働かないといけ
ないぞと教えてくれる英二さんのカニも市場の人気を集めてい
ました。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 彦四丸

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