浜名湖釣魚 クロホシフエダイ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年09月28日 11:15



浜名湖は今切で海につながる汽水湖といわれますが、潮の影響を
強く受けて塩水が強い、海の延長となることから、海の魚たちの幼
魚のゆりかごとなっています。

雄踏港は浜名湖の幸を水揚げする港、ここでもゆりかごから育つ
魚、エビ、カニ、ウナギなどが水揚げされています。
市場魚に混ざり珍しい魚を見ることができることが特徴です。

「これはなんだい」

仲買さんも首をかしげるのは市場の競りに揚がらない魚だから、
調べてみれば「クロホシフエダイ」に似ています。
セイゴにも似て、イサキにも似ていますが、黒い星があるのです。



「最近は防波堤釣りでこれがよく釣れるんだよ」
と釣り好きな料理人さんにも教えていただきました。

クロホシフエダイであれば九州で育つ魚だといいます。
黒潮に乗り、南からやってくる魚たちが浜名湖に育つ。

市場では一匹であがる面白い魚を見つけることができるのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 海老仙 

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