浜名湖活ガニ ドウマンの赤い目

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年09月24日 07:05



浜名湖の幸は「浜名湖もの」と呼ばれる浜名湖料理に使われる海と湖
の幸です。

浜名湖料理は魚と共にエビやカニを楽しめますが、ワタリガニ類の王
様ともいえる「ドウマン」は驚くほどの大きさを持っています。

ドウマンは1kg以上もの大きさ重さとなり、大きなツメを持っています。
通常のワタリガニは危険防止のために漁師さんがツメの片側を切って
水揚げしますが、ドウマンはこのツメが魅力のカニ、ツメを縛って競り
にかけられます。



このツメにはさまれたら大変、こうして縛ってありますが、後ろから甲羅
をはさむようにして持ちますが、油断はできません。
ズシリと重いドウマンの魅力はこのツメの身にあるのです。



大きなドウマンはすばしっこく、深い容器に入れてありますが、よほど深
くなければ逃げてしまうほど活きがよく、獲れた後も保ちがよいといいます。

浜名湖料理を代表するドウマンは南浜名湖雄踏港に水揚げされています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 よらっせYUTO

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