浜名湖 カニの外子はこうしてはさむ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年08月15日 16:15



浜名湖の初夏から秋、一番後ろの脚がオールのようになっている
ワタリガニ類のカニは身が詰まりおいしくなってきます。

ガザミ(ササガニ)、タイワンガザミなどが舞阪港、雄踏港で水揚げ
されています。

カニの雌はしばしば大きな外子(ソトコ)を腹に抱えています。
写真はどちらも雌ですが、腹のこの部分が大きいのが雌の特徴、
外子をこうして抱えるために大きくなっています。



このカニは美しい青色が特徴のタイワンガザミ、右側が雄、左側が
雌です。

カニは秋に向ってますます身を充実させ、持てばグッと重くなってく
る。冬に備えて脂肪を蓄えるため、浜名湖のワタリガニは秋に最高
の味を持つようになります。
近づいてくるカニの季節、もう既にはじまっています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 海老仙

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