南浜名湖クルーズ あさり漁 貝置き場

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年08月14日 14:15



南浜名湖を海から眺めてみよう!

このブログに多くの写真を提供いただいている「船上カメラマン
さんの2号艇で南浜名湖をクルーズしています。

昨日に続き村櫛にあります通称貝置き場(浜名漁協あさり水揚げ
場)を紹介いたします。

舞阪港や雄踏港など浜名湖・遠州灘の漁業のうち最大の水揚げ
を競うのは「シロコ(しらす)漁」と「採貝(あさり)漁」です。
あさりを採る採貝漁に従事する漁師さんは最も数が多く、浜名湖
は通年であさりが採れる漁場として知られています。



あさり漁は日の出操業ではじまり、ほぼ午前中で漁を終えて、漁
師さんは貝置き場に水揚げにやってきます。
季節によって違いますが、資源保護からも漁獲量を決め、規定内
の量を守って運営されています。

20キロほどもあるこの大きな網袋に浜名湖の幸の豊かさを知るこ
とができます。



貝置き場にはあさりが水揚げされるばかりではなく、あさり以外の
貝も集められています。

水揚げする漁師さんは、あさりを食害する「ウンナイ(ツメタガイ)」
を集め、サルボウやマンジュウと呼ばれる貝もこうして集めています。
あさりの豊富な漁場を守るため、日々こうした駆除活動などが続け
られています。



浜名湖広くあさり採りをする漁師さんは貝を水揚げし、昼の海に戻っ
ていきます。
貝を採る漁法はさまざま、採貝漁は許可漁、広い浜名湖の岸辺以
外で貝を採ることは禁じられています。

貝置き場をあとに浜名湖に再び出ていきます。

※取材協力:船上カメラマンさん

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