浜名湖 二本は長い脚 コウイカ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年08月11日 07:05



浜名湖の夏前までの釣りの対照として堤防から専用のルアーを
投げて釣るこのイカは大変人気があります。

「コウイカ」です。

別名スミイカと呼ばれるほど大量の墨を出しますから、釣れた時
に墨を吐かせてから揚げるという釣り人もいます。

釣りあげてから墨をはかれると防波堤の釣り場が真っ黒になって
います。マナー的に汚さないようにしたいものですが、墨の跡はコ
ウイカ釣りのポイントのマークでもあるのです。

産卵のために岸辺に近づいてきますから、防波堤などからも釣れ
るコウイカは産卵期を終えればみられなくなります。

雄踏港に久々にコウイカがあがっていました。
長い二本は獲物を捕えるための脚、じつは普段は短いほかの脚
しか見られませんが、この二本は収納式になっているそうです。

泳ぐときには長くじゃまな脚はしまいこみ、獲物があれば飛び出し
てつかまえる。便利な構造になっているようです。

季節と共に市場の魚が変れば、浜名湖の釣り魚もかわります。
市場をみれば浜名湖の釣りが予想できるのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 よらっせYUTO

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