背中にキスマーク コウイカ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年07月14日 19:15



浜名湖の岸辺近くに泳ぎ来るコウイカは、夏のはじまり頃までに
産卵のためにやってきます。

コウイカはルアーなどでも狙えるイカで、大量の墨を吐くことから
スミイカとも呼ばれています。

漁や釣りでよく言われることに、オスとメスが対となって仲良く泳ぎ、
片方を獲ると、泳ぎ寄ってくると言われています。
雄踏港市場でも、水揚げされるコウイカは必ずといってよいほど、
二匹で並んでいます。
コウイカの仲良しさを市場でも見ることができるのです。

さて、コウイカをジッと見ておりますと気づくことがあります。



港の漁師さんにもいいますと、やはり同じことを思っていたそうです。

コウイカの背中には一面の「キスマーク」模様がついているのです。

広い遠州灘から対になって今切を通り抜けて浜名湖へ、産卵のため
にやってくるコウイカカップルの仲の良さ。

雄踏港の漁師さんに獲られて運ばれ市場の籠の中、そこでもしっか
りと二匹で並んでいるのです。

コウイカは墨をたくさん吐くからスミイカとも言う。
コウイカは背中に一面キスマークをつけているからラブラブイカとも
呼ぶというはいかがでしょうか。

それにしてもオスのコウイカ君、随分と愛されている。
こうありたいものですね。 うらやましいこと。

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