雄踏港 海の小魚ハンター ヒラメ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年07月02日 16:15



「左ヒラメに右カレイ」、雄踏港市場でこの魚を見るたびに唱えてい
る素人ながら、舞阪サーフなど釣り場も賑わすこの魚はご馳走とな
る高級魚の代表です。

「ヒラメ」です。

腹を下にして左側を向いていればヒラメだということになりますが、
種によってはそのセオリー道理でもないという自然の不思議があり
ます。



ヒラメを見ると独特の野趣を感じるのは、カレイに比べ大きな口を持
ち、ズラリと鋭い歯が並んでいるからでしょうか。
もちろん浜名湖ものも、舞阪サーフのヒラメも野生ですが、その顔は
意外にもどう猛そうな風貌をしています。

保護色となって砂底に潜み、近くを泳ぐ小魚をひと呑みするという
野生が舞阪サーフなどでルアーに反応する貪欲さがこの魚の魅力
となっているのでしょう。

「よう肥えてるね」、競りの前に仲買さんはヒラメを手づかみしてその
厚みと重さを量っています。

ヒラメとコチ、いかにも野の魚という風貌の魚が雄踏港の浜名湖もの
を代表しています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所

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