浜名湖高級釣りエサ カッチンエビ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年06月23日 17:15



「珍しく量が揚がったね」

南浜名湖雄踏港市場に揚がったのは、左右のハサミの形が違う
小さなエビたちです。

「カッチンエビ」です。

よく見ればハサミの形が左右で違い、暗いところに置けば「カッチン」
「カッチン」とハサミを鳴らすことからこう呼ばれているそうです。
正式名は「テッポウエビ」の仲間です。

浜名湖では黒鯛などの高級エサとして用いられますが、じつは食べ
てもおいしいのだそうです。



何枚か写真を撮っているうちに、「おやおや」とカッチンエビの不思議
を見つけました。
1枚目の写真と2枚目の写真、カッチンエビのハサミの形が逆なのです。

生き物の不思議はじっくりと見てみるとわかりますが、種の中に大きな
個性があるのも発見する楽しみがありますね。

カッチン、カッチンと海の中、釣りエサとなって鯛を呼ぶカッチンエビ。
もちろん高値で取引されておりました。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所

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