浜名湖 雄踏港の高級寿司ネタ シンコ(新子)育つ
6月、夏がはじまったこの時期に全国の水産業者の注目を集める
魚があります。
新子(シンコ)です。
新子は寿司ネタのヒカリモノで使うコノシロの1年子、メダカほどの
大きさのこの魚は日に日に育ち、南浜名湖の雄踏(ゆうとう)港に
水揚げがはじまっています。
この小さな新子(シンコ)を寿司ネタとして仕事し、何枚づけの寿司
とするのが職人の腕のみせどころ、このシンコを求める寿司屋さん
が全国から浜名湖を注目するのがこの時期です。
浜名湖の新子(シンコ)は全国の産地より一ヶ月早く出荷されます。
豊かな浜名湖が育てるこの夏のはじまりの一時期のみの美魚は、
目に見えて育ち、一瞬のこの時期にハシリの新子(シンコ)が浜名
湖から出荷されてゆくのです。
舞阪港・雄踏港で魚を教えていただいている「
舞阪港のお魚さん」
こと中一水産の中西さんと市場を歩くと、随分と育った新子(シンコ)
を見つけました。
「このサイズが揃うといいね」
指を置かせていただくと、このサイズが浜名湖が育てる新子(シンコ)
です。
南浜名湖雄踏港の新子(シンコ)、そろそろサイズに育ち、全国で待
つ寿司ファンをうならせます。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所 中一水産
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