南浜名湖雄踏(ゆうとう)港市場は「浜名湖もの」と呼ばれる魚や、
エビ、カニなどが水揚げされる市場です。
今朝は市場カニ図鑑、4種類のご馳走ガニを紹介いたしましょう。
浜名湖のご馳走ガニと言えば「ドウマン」、正式名をトゲノコギリガ
ザミというように大きなはさみ脚を持っています。
市場で唯一危険なはさみを縛られて水揚げされています。
大きさ、迫力、値段ともに浜名湖のカニの王様です。
浜名湖のご馳走ガニといえばこのカニ「ササガニ」です。
正式名はガザミと言いますが、浜名湖では「ガニ」と呼ばれて親し
まれています。
ワタリガニ類のカニが豊富な浜名湖を代表する”ガニ”がこのガニ
です。
ドウマン以外のガニははさみの片方を切り取られて市場に並びま
す。強いはさみで怪我をすることないようにと漁師さんの配慮です。
はさみ足がとても長く、青紫の体が特徴的なこのカニは「タイワン
ガザミ」です。
茹でればガニ(ササガニ)と同様真っ赤になり青い色は気にならな
くなります。
雄は青く派手ですが、メスはガザミと同様な目立たない色をしてい
ます。
甲が黒く、大きなはさみを持ち、触ればはさみを振りかざすほど”獰
猛な”このカニは「コウマルガニ」、正式名はイシガニというようです。
ドウマンほど大きくはありませんが、そのハサミの大きさは特筆もの、
甲が硬いこのカニはかつて多く獲れていましたが、現象しつつある
浜名湖のご馳走ガニのひとつです。
夏がカニ類の旬、浜名湖もののカニたちは「浜名湖料理」を出すお店
で楽しむことができます。
自分で料理するならば「蒸す」ことをおすすめします。
甲羅を裏返し、ちょっと塩を乗せて蒸せば、おいしいカニのエキスは
甲羅にたまり、おいしくいただくことができます。
浜名湖のカニたち、旬の夏にお楽しみください。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所
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