雄踏港 サイマキ(クルマエビ)の季節

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年06月08日 11:15



南浜名湖の幸を出す料理店は「浜名湖料理」を名乗っていますが、
浜名湖料理のこの季節といえばこのエビです。

「サイマキ(クルマエビ)」です。

浜名湖ではクルマエビを「サイマキ」と読んで親しんでいます。

背の模様からくるりと尾を丸めればまるで「車」のように見えるから
クルマエビ、浜名湖の初夏の料理を彩るプリプリの食感が楽しい
特産エビとして知られています。



南浜名湖の四港(舞阪港・新居港・雄踏港・鷲津港)のうち、浜名湖
ものを水揚げするのが雄踏港と鷲津港です。

市場にズラリと大きさ別に並んだサイマキは、大きなものは天ぷら
に、最も小さなものはなんと鯛釣りのエサとしても活用されています。
鯛はやはり、エビ鯛、「鯛はエビで釣る」んですね。



大きなサイマキはこれほど見事な大きさを持っています。
今回の漁は干潮の潮を利用して夜間にエビをすくう「エビすき漁」で
採ったと聞きました。

初夏からの海で夜間灯りをつけてエビをすくうこの漁は、初夏からの
風物詩ともなっています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所

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