初夏を越えて夏のような陽気となった今日の南浜名湖 舞阪港
は灘も回復し(灘=なだ 海の様子)、久しぶりに出漁したシロコ
(生しらす漁)船団が次々と港に戻ってきました。
生しらす豊漁の舞阪港です。
競りに参加する仲買さんがシロコボウラ(青い容器)に入れられ
て並べられたシロコを指ですくい、品質を確認しています。
舞阪港の手前半分がしらすの競り場、広い競り場一杯にボウラ
が並べば壮観です。
舞阪を賑わし、舞阪の景気をあげるしらす漁は、まさに舞阪を
代表する漁であり、加工までつながる一大産業となっています。
シロコ船が降ろされるボウラは一列10ボウラづつ並べられてい
ます。競りは船が降ろした漁のボウラの総計金額を札に入れて
競られています。
次々と競り落とされ運ばれてゆく舞阪港に、次の船が着き、競り
場をボウラで埋めていきます。
本格的なシロコ漁はじまった舞阪は早くも初夏の様子となってい
ます。
次回は競りの様子をお伝えします。
※取材協力:浜名漁協