丸昌河合商店 釜揚げしらす乾燥工程へ
ほどよい塩味のふわりとした食感が楽しい舞阪の味と言えば
「釜揚げしらす」、舞阪港に揚がった生しらすが競られて数分
後には加工場に届きます。
漁師さんから新鮮さのバトンを受け取った加工場は湯気をあ
げる釜で釜揚げにしていきます。
丸昌河合商店はしらすの加工場として最新鋭のラインを誇っ
ています。釜揚げ工程を出たしらすは乾燥工程のある建物に
引き継がれます。
大きな乾燥機械にかける時間で釜揚げや上干しとなるこの工
程は丸昌河合商店を支える女衆の仕事場です。
止まることなく流れてくる釜揚げしらすを仕上げてゆくのがこの
工程の仕事です。
重なることなく広げられてまんべんなく乾燥された釜揚げが流
れてきます。
機械化が進んでも、ここからは女衆のやさしい手で広げられて
ゆく仕上げにかなります。
加工場の働き者の女衆は厳しい目で商品となる釜揚げをチェ
ックします。
ここから全国で待つ舞阪の釜揚げしらすファンのもとへ届く丸
昌河合商店の商品ができあがります。
※取材協力:丸昌河合商店
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