雄踏 息神社 田遊神楽歌
古きこと日本武尊(ヤマトタケル)の時代まで溯ることができる南浜
名湖 雄踏(ゆうとう)の地。
二月最初の午の日「初午」に五穀豊穣、家内安全を祈る祭り、息神
社(おきじんじゃ)の「田遊祭(たうたさい)を、歴史家の嶋竹秋先生に
見せていただきました。
田に見立てた木囲いの正面に座るのは雄踏の六家、中村、吉田、
藤田、内田、山下、山内の姓を持つみなさん、並べられた小さな籠
に名前の札が入っています。
この小籠に下げ渡された米を受け、この田に蒔くのです。
神楽歌は、この六家がそれぞれ歌い、唱和します。古き言葉ではあ
りますが、農耕作業を祝う内容であることがわかります。
節は.田打ち、.苗代田の選定、肥料集め、種蒔き、祝いの餅撒き、
鳥追い、苗取り、代かき、田植え、鳥追いと続き、途中、六家の代表
が立ち、田に蒔いていきます。
一部のみ動画で撮らせていただきました。
旧き伝統を今に繋ぐ雄踏に豊穣を祈る神楽歌が響いています。
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