妙将丸 刺し網漁 ガザミの海
南浜名湖舞阪港は、サヨリ、鯛網漁と春漁がはじまっています。
もう一つの春からの漁は「刺し網漁」、遠州灘の岸近くに長い刺し
網を入れて獲る春から秋の漁です。
舞阪港の妙将丸の鈴木船長が今年初漁に向かうことを聞き、水
揚げの時間(昨日午前4時頃)に見学させていただきました。
今年はじめてのガニ、「チョウゼンガザミ(メス)」です。
本格的な春となれば私たちが待ち望む「ガニ=ワタリガニ」に変わ
りますが、今年初めてのガニを見て、春近づくを知ることができま
した。
刺し網漁は前日午後に仕掛け、翌日早朝に揚げる漁、妙将丸は
鈴木船長親子が力を合わせて遠州灘の幸を水揚げしています。
刺し網漁は手間と人出がかかる漁、親子や親戚、お手伝いの人
の手が必要な漁なのです。
「コショウダイ」です。
刺し網は細いテグス製の網、潮の干満を利用して岸へ沖へと移動
する魚やカニがこのカニに刺さっってかかるのです。
まだ朝ともいえない舞阪港に遠州灘の春の幸が揚がりはじめます。
※取材協力:妙将丸 鈴木船長
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