最南端の釣り人 桃色吐息

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年02月05日 19:08



南浜名湖弁天島の海は文字どおり浜名湖の最南端の海を臨むこ
とができますが、さらに南にもう一つの海、遠州灘がある。
本当の最南端は今切の堤防から臨む海にあるのです。

秋から冬、この時期の夕陽が美しいと多くのカメラマンを集め
る南浜名湖のここは南の端にあたり、冬こそ海に沈む海とその
色を見つけることができるのです。

夕焼けは赤や紅で表されるものではありません。
見とれているうちに一瞬とも色を留めずに変ってゆく光がそこ
にあるのです。

海を絵の具で描くとしたら全ての色を使うことができるでしょう。
それでも足りずに描いていけば、無数の色の組み合わせがある
ことでしょう。

私たちはため息をもらしてしまうことでしょう。

寒中久しぶりに漁が行われた今日、南浜名湖の海はさまざまに
光輝いて行く船を来る船を迎えたことでしょう。
南浜名湖最南端の釣り人たちは、それを知っているのです。

※写真:舞阪海幸彦さん 2/4撮

関連記事