舞阪朝市の朝、トン汁の湯気

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年12月23日 10:04



舞阪の往還通りは、かつての東海道舞阪宿の本通り、突き当
たりの舞阪港あたりには雁木(がんげ=渡し場)のあった宿
場の商店街です。

マルトク薬局・平野生花・鈴木精肉店が発起人となって始め
た年に数度の朝市は回を追うごとに仲間を集め、今朝は8:00
~11:00の朝市を開いています。

「暖まっていってよ~」

マルトクの大ちゃんが大鍋の熱々の無料のトン汁を配ります。

「まるで芋煮みたいになっちゃいましたよ」と具だくさんの
トン汁は早起きのご褒美、商品を買う前の暖まりです。



こちらは「えんばい朝市」でも活躍する舞阪夢倶楽部のみな
さんのみたらし団子、目の前でコガコガと焼くタレたっぷり
の団子に列が出来ています。

「帰っておじいさんと食べるだよう」とおばあちゃんが団子
に並びます。



朝市の「ひと休み椅子」の小さな子供たちがトン汁やのり巻
を食べています。
お母さんに教えられて「ふーふー」してからホカホカと口か
ら湯気を出してご馳走をいただきます。

舞阪の町は三世代で暮らす町、孫を連れたおばあちゃん、お
じいちゃんも多いのです。



始まった頃にはまだ家並みに隠れたいた太陽が射しこみはじ
めました。
ポカポカの陽だまりの朝市はこのあと11:00頃まで、さて近
隣のみなさんトン汁が待っていますよ。

お出掛けください。

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