刺身が自慢 活魚の宿あさしお
宿は人なり、大きなホテルや旅館は施設の魅力がありますが、小
さなさな宿は人で持つ。
弁天島の小宿(こやど)を巡る旅は三軒目「
活魚の宿あさしお」
の山田さんを訪ねました。
「もともと舞阪で煮干屋(しらす加工)をやってましてね、オヤジ
が好きで釣り船屋を始めてと、海一本なんですよ」
山田さんは舞阪の仲買に友人がいて、トレトレの魚が入るからとも
言う。
「四点盛りか五点盛りは期待いただいていいですよ」
活魚の宿あさしおは、JR弁天島駅から西へ二番鉄橋の中浜名橋
を渡った先の南側にある小さなお宿です。
全て海に面した部屋の窓を開ければ、もう目の前が海、初夏か
らは潮干狩りも賑わう海に面しています・
「海に立つものは今月から出荷される香り高い浜名湖海苔の棚、
味噌汁に入れるとうまいんです。」
十六帖が一室・十二帖が一室に六帖が九室、お部屋に差がない
からじつは合宿や団体に強いのも「あさしお」の魅力です。
「40人までくらいかな、小さめなスポーツ少年団や合宿によく
ご利用いただけます」と話す山田さんはじつは板前でもある。
刺身が自慢なのは自前で造るから、「酒をうまく呑んでいただ
きたいからね」という山田さんもお酒好き、呑み助の気持ちが
よくわかるそうですよ。
「広い駐車場の奥にあるから車で来ると通り過ぎちゃうお客さ
んがいるんですよ」と笑う「あさしお」の山田さんのお話は
続きます。
前回はこちら
※取材協力:活魚の宿あさしお:
http://www.asasio.co.jp/
関連記事