井手丸で行く浜名湖村櫛 貝置き場

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年10月06日 11:43



「久々に一周しようか」

誘っていただいたのは「船上カメラマン」こと井手丸の井手船長、
弁天島桟橋からJR弁天島西の二番鉄橋をくぐり、村櫛へ向かいます。

村櫛は市民の花と散策の公園「浜名湖ガーデンパーク」があります。
かつてのパシフィックフローラ浜名湖花博後に整備された海辺の公
園です。

その入口のすぐ西の江掘(浜名湖では水路を江掘(えぼ)と呼び
ます)の南橋に村櫛の港があります。



ここには浜名湖で最も多くの「採貝」許可漁師さんが採るアサリ
が水揚げされる「貝置き場」があります。

採貝許可漁師さんは資源保護のために一日に採るアサリの量を決め、
採った貝をここに運び、待つ浜名漁協に水揚げします。

近年浜名湖は無許可での密漁が横行していますが、年間を通じて
栽培漁業をし、有害な貝の駆除などを行う許可漁師さんたちの漁
でなければ豊かな浜名湖を維持できません。

ほぼお昼までが水揚げの時間、日の出からお昼までに規定量のア
サリがここに揚がるのです。



※取材協力:井手丸井手船長

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