舞阪港 アイナメ釣る人タモ持って走る人

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年06月09日 09:20



舞阪港周辺は釣りをしなくとも魚と出会える散歩道です。

堤防に並んだ釣り人の狙いはさまざま、サビキにメバル釣り、
イカ釣りにタコ釣り、キス釣りなどさまざま釣りを見ること
ができます。

「おはようございます」と声をかけあうこの人はブクブクで
活かしたモエビで小さなメバル釣りを楽しんでいます。

「おっ!」、今切口に近い舞阪港周辺は海の干満の影響を受
けて新鮮な潮が流れています。
その青い水が一瞬で炸裂します。

「大きい、あがるかな・・・」釣り人が魚と格闘すれば隣に
いた釣り人が「タモがいりますね」と叫んで走ってゆく。



寄せた魚がニューッと顔を出します。
堤防の底あたりに棲む大きなアイナメです。

タモの釣り人はここで出会ったばかり、それでも隣の釣り人
のために駐車場まで走り、タモを持って戻ってきたのです。



小さな魚を釣る堤防釣りにあがった30センチのアイナメは、
アイナメとしては大きくはないそうですが、この日の堤防の
最大魚です。

隣あっただけでも手伝って取り込む心を持つ釣り人さん、
ありがとうと感謝する釣りあげ人さん。
こういう心を見れば魚を見るよりうれしくなってくる舞阪港
の散歩なのでした。

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