村櫛沖 あさり漁を見る

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年05月22日 13:22



「海から南浜名湖を見てみよう」

誘っていただいたのは弁天島遊船組合の井手丸の井手さんです。
遊船組合はお客様を乗せて遊覧などをするベテランが揃う組合
です。

浜名湖競艇場西側のサンマリンブリッジから広い浜名湖に出て
村櫛沖の採貝場へ向かいます。
井手さんも職業漁師でありアサリ漁を行っています。
井手さんならではの浜名湖クルーズができるのです。

「船の上から長い柄がついたクマザラで貝を採るのを長柄(な
がえ)というんだよ」

確かに船の上から長いながい柄の道具を使っている漁師さんが
います。
舞阪ではアサリ獲りを「貝掻き」と呼び、道具をクマザラと読
んでいます(別にジョレンという呼び方もあります)



「写真撮らせてよ」と井手さんが声をかけた漁師さんは水に降
りて貝を獲っています。
この方法は「陸掻き(おかがき)」と呼ぶそうです。



重いクマザラを使って一年中冷たい水の中で漁をする漁師さん
の仕事はまさに重労働です。
次回は道具などについて教えていただきながらこの海域をまわ
ります。


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