「てっちゃ、牡蠣まだぁ」などと煽れば「はいよっ!」とし
ゃがみこむ。
から」とクルクル働くてっちゃはテキパキ働く女将のみどり
さんと同じ時間に集中した来店のオーダーをこなしていきます。
JR弁天島駅前の東海道を渡り、左斜めに舞阪港方面へ、赤い
弁天橋を渡ればすぐ右にあるのが魚料理の「てっちゃ」です。
店のオススメに「舞阪港テトラポッド岩牡蠣」などとシズリ
まくりの肴を見つければたまらない。
初めて見つけた950円でありました。
てっちゃはたたきに座りこみ、やおら取り出しましたる舞阪の
料理道具ハンマーを取り出しましてガツンガツンとやる。
「岩(ガン)岩(ガン)牡蠣っ(カキッ!)」と割りまして
名刀の包丁でサラリと切り分けてしまう。
デカッ!うまっ!ミルク!というお味でございまして舞阪港
の先あたり海からしか行けないようなテトラポッドで育ちに
育った巨大岩牡蠣でございまして、一切れで口いっぱいとなる。
シズルルルル・・・
牡蠣というものは巨大なそのベロンベロンをツルッと飲み込
むようにいただくものでありますが、このサイズはさすがに
切り分けるべし。
ベロベロバアと舌も喜び、口に広がり、噛まねば喉につかえて
しまう舞阪港の実力であります。
常連のみなさんのリクエストにお応えしてライターでサイズ比
較写真を撮った後のペロペロウマァな時間でありました。
ごちそうさまでした。(こんな贅沢は月イチあるかなぁ)