浜名湖の木の葉はシーラカンスに育つ マツダイ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2020年06月06日 08:00



南浜名湖FISH&TIPS(南浜名湖あそび隊!)は2011年4月1日より、海の産地南浜名湖からさまざまな情報をお届けしています。

産地市場の様子を発信する大先輩サイトに「ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑」があり、多くの魚や生き物を教えていただいています。
その中に浜名湖でも見かけるマツダイを紹介されているページがあります。

マツダイ/市場魚介類図鑑

そこにはマツダイの生態をこう書いています。

幼魚のときには、木の葉や木の破片などに擬態して水面を漂っている。体内から小魚などが出てくることが多い。成魚になっても水面近くを漂う。



育てば50センチを超える巨魚となるマツダイはこの色、この姿から浜名湖のシーラカンスとも呼ばれています。
魚から進化してヒレが脚のように変わってゆく様子を表すシーラカンスのようにマツダイのヒレも見えているように思えます。

英名ではTripletail、まさに大きな尾びれとその前の脚のようなヒレを表しています。

じつはこのマツダイ、遠州灘沖の流れ藻の下などにシイラとともにつき、ルアーに反応します。
前進筋肉質のファイトを見せてくれますよ。ご注目ください。

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