おはよう!南浜名湖 1月25日 風波の沖 腰まで浸かる浜名湖海苔摘み

イチロー@南浜名湖.com編集長

2019年01月25日 08:47



全国的な風と冷えの中、陸(おか)にいても寒い朝、夜明けの浜名湖には海苔漁師さんが働いています。
遠州灘は前雲が停滞する風波で舞阪漁港は今日も出漁を阻まれています。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅わずか200mの海道、ここが今切口(いまぎれぐち)です。

気温の低さはもちろん風によりさらに体感温度が低い朝、赤鳥居が立ついかり瀬の角にはまるで無精ひげのように見える黒いカワウたちが羽を休めています。

夜明け前の遠州灘で群れて漁したカワウの大群は朝と共に浜名湖の奥にある巣に向かって驚くほどの群れが移動していきます。
空を覆うほどの群れを見ればその数に驚きます。



海苔漁師さんは船の後ろに海苔摘み道具を積んだ小舟を曳いて海苔棚へと向かい、腰まで浸かりながら小船を自ら曳いて海苔を摘んでいます。まるで掃除機のように海苔を吸い込む機会で海苔網から摘んでいきます。

車に乗っていても丸々と着込んだ私たち、風の浜名湖に腰まで浸かる漁師さん、浜名湖の幸は夜明けから休まず摘まれていきます。
味噌汁に香る浜名湖の生海苔はこうして摘まれています。

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「毎日更新!海老仙の浜名湖遠州灘の地魚・うなぎの販売」をご覧ください。

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