おはよう!南浜名湖 4月28日 風の海に網曳くシラス船

イチロー@南浜名湖.com編集長

2018年04月28日 09:27



陸(おか)ではそよ風でも海の上は風の海、豊漁続く舞阪シラス漁は今日も風の海に出漁、この時間に舞阪しらす親分一家こと丸昌(まるまさ)河合商店のみなさんが漁模様を教えてくれます。午前遅くから舞阪漁港が賑わいそうです。

活魚・鮮魚漁は土曜の休漁日、昨日200本を水揚げした舞阪もちかつを漁も今日は休漁です。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤すわずか幅200mの海道、ここが今切(いまぎれ)です。

海とつながることで潮の干満を利用して行き来する魚やカニ、エビなど、浜名湖は海の魚の稚魚が育つ海でもあります。
浜名湖の市場では早くも初夏の風物詩、エビすき漁がはじまりサイマキと呼ぶクルマエビの水揚げが始まりました。

エビすき漁とは浜名湖の夜、干潮で海へと潮が流れ出す時間に船に灯りを点して潮に乗って海を目指すエビをすくう漁のこと、海につながる浜名湖ならではの伝統漁(許可漁)のひとつです。



今切にズームしてみましょう。風が波頭を飛ばす白兎状態の海でシラス船が網を曳いています。
今期は解禁から豊かなシラス漁、舞阪の景気をあげる漁が風波の中で続いています。

舞阪が全国に誇るしらす干しが販売されています。浜名湖へのお出かけの際にお買いください。

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