おはよう!南浜名湖 2月18日 沖雲あれば風の海

イチロー@南浜名湖.com編集長

2018年02月18日 08:31



海の色はまだまだ冬の青、空を映す海がまだ厳しい冬を教えています。西風強く波頭は白く白兎跳ぶ海が広がっています。

土曜日は遠州灘に漁する舞阪漁港の休漁日、漁期終盤の牡蠣は益々大きく育ち、浜名湖では盛りとなった生海苔摘みが行われています。



浜名湖が海につながるわずか200mの海道、ここが今切です。沖に低く連なる雲を舞阪では沖雲と呼んでいます。この雲は風を呼ぶ雲、沖の荒れを表しています。

サヨリ漁解禁、春の活マダイが揚がるタイ網漁は3月から、舞阪ではこの時期にシラス船が揚げられて船底についたフジツボなどの貝を剥がして塗装を行っています。3月21日からはじまる春シラス漁の準備です。



今切の内側、新居と舞阪航路を分ける導流堤の白灯台辺りにズームしてみましょう。

手前は赤鳥居が立ついかり背の東端、ここには早朝の海で漁した鳥の漁師さんカワウが羽を休めています。
その向こうの浅瀬では腰まで海に浸かって海苔摘む漁師さんが見えています。

海の色が次第に春めいてくる頃となっています。

関連記事