おはよう!南浜名湖 1月26日 風花吹雪の弁天島
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。
広がる雪雲から吹く冷たい風花舞う弁天島の朝、赤鳥居は風花吹雪の中に立っています。
その中に響くエンジンの音は海苔棚へと向かう海苔漁師さんの船、奥浜名湖で揚げた牡蠣を舞阪へと運ぶ牡蠣漁師さんの船の力強いエンジン音です。
風花のち晴れ、冷たさの中で働く漁師さんの活躍、遠州灘への漁ができぬとも、浜名湖の養殖仕事は続きます。
サッパ船(魚のサッパのように細長い船)に満載した牡蠣は毎日手剥きできる数だけの限定品、剥き小屋で待つ働きものの剥き子さんのもとへ少しでも早く届けようと、船の上でも牡蠣を崩す作業が行われています。
まだまだ風は強いものの浜名湖が海につながる今切に打ち寄せていた大波は消えています。
舞阪漁港の漁の再開が期待される朝となりました。
自然と共にある舞阪、トラフグ漁・底曳き漁・アカムツ漁の冬漁のあとに2月半ばの春告げ漁のサヨリ漁の解禁が近づいてきています。
関連記事