舟は地球を知る道具 日本一周を支えるはまぞう

イチロー@南浜名湖.com編集長

2015年02月11日 11:15



ふるさと舞阪は浜名湖の最南端の町、小さい頃から弁天島の海に遊んだ鈴木克章さん(36歳)の夢は海を右へみぎへ(西)と行けばきっと東から浜名湖舞阪に帰ってこられるというものでした。

そんな話からはじまった「海旅一座~舟は地球を知る道具」講座(2月7日篠原・8日はまぞうメディアラボで開催)は、鈴木さんの夢を叶える旅、手漕ぎカヤックで日本一周の旅の途中、残り1,000キロ(現在宮城県石巻)を残し、海旅関連の仲間と共に「海旅一座」を結成し、千葉・東京・横浜で開催、千秋楽として鈴木さんの故郷浜松で開催されたものでした。

この日本一周の漕行を支え、鈴木さんと全国の応援者を結びつけたのが、浜松を中心とするブログポータル「はまぞう」です。
※写真ははまぞう顧問鈴木昭典さん 担当新村汐里さん



鈴木さんが舞阪をひとり旅だったのは35ヶ月前、そこからはまぞうブログに展開された「ひるまのながれぼし 鈴木克章のシーカヤック日本一周の海旅」でこの旅を辿ることができます。

旅の毎日をブログに綴り、多くの応援者を得ながら行こう、勧めたのは鈴木さんの同級生がお子さんというはまぞう顧問の鈴木昭典さんと、担当の新村汐里さんでした。

ブログは何かをはじめる、続ける、続け続けることを記録し伝えるメディアです。
私たちは35ヶ月前の彼から今を辿ることができるのです。



鈴木克章さんの旅は島国日本を体験で知る旅、講座では紀伊半島を越えれば四国が、四国を越えれば九州がというカヤック旅で「島国日本」を漕いで見つけた旅が語られます。

座長の洲澤育範さんが鈴木さんが旅の途中書いたことを紹介します。

風を読み雲を読み波を読む。失敗すれば数時間後に自己責任で僕は死体。そんな生活に少し疲れ、そんな生活の繰り返しを少し誇りに思っている。現代においての自由と贅沢。履き間違えないようにしよう。と彼は体験を持って知り、体験した自然ガイドと名乗るのです。



一年で最も海が荒れるこの時期に陸(おか)でその旅を振り返り私たちに自然を体験することのすばらしさと、前人未踏と海岸線をぐるりと周る旅をおしえてくれた鈴木さんは、石巻から残り1,000キロを漕ぎ、ふるさと舞阪を目指します。

この旅を私たちは、はまぞうブログで、Facebookで知ることができます。

舞阪への凱旋まで震災跡を漕ぎ、関東から伊豆へそして島国日本西周りの旅は左(東)から舞阪へと向います。
たった一人の旅だちから応援者を共感者を得て注目される旅はこの初夏に完結します。
みなさん応援をお願いします。

※取材協力:鈴木克章 海旅一座 はまぞうメディアラボ
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