舞阪港 しらす育ちイワシとなる 繰り返す海の育ち

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年06月09日 07:00



南浜名湖は海の産地、舞阪にしらすと共に景気を運ぶ舞阪しらす漁の日曜日、豊漁を続けていたしらす漁でしたが、日曜日はイワシが揚がっていました。
毎年3月21日から翌年1月14日まで長い漁期を持つしらす漁、それほどの長き漁期に渡りしらすが獲れるのは、海がしらすを育て続けているから、しらすは育てばイワシとなり、また卵を産んでは新しいしらすとなって寄せてきます。
時にイワシばかりになる時もあるのです。

舞阪のしらす漁は漁師さんと加工業の両輪が協力しあい産業となっていますが、獲れたイワシは上干ししらす同様乾燥強めのカチリに加工されます。



細く、透き通り大きさが揃ったしらすは釜揚げやしらす干しに、育ったしらすはイワシとして煮干しのように、そして海が生む新しいしらすの群れに変り、また遠州灘に寄せてくるのを待つのです。
海の不思議は毎日様子が違うこと、漁は漁模様というこの不思議と共に行われているのです。

※取材協力:舞阪しらす漁 
舞阪しらす漁2014年度
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