今切晩秋 再びの海へ福寿丸 大心丸
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舞阪港から早暁の遠州灘に出て漁場へ展開するシロコ船(しら
す漁船)たちは規模が大きく、百艘もの大船団で取り組んでいま
す。
日の出早暁を守り入れた網を何度も揚げて満載のシロコを積み、
舞阪港に凱旋しても、昼までの時間があれば再度遠州灘に挑戦
に向います。
「福寿丸」です。
静かの海舞阪から出れば新居との航路を分ける白灯台の前、こ
こから先が激流の今切、秋うねる遠州灘の漁場です。
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「大心丸」です。
わずか幅200メートルの今切を抜ければ広い遠州灘、ここから西
は愛知県境まで、東は遠く御前崎の手前までをしらすを追って網
を曳くのです。
回遊するしらすは留まらず、船はそれを追い昼までのリミットまで
力を尽くしているのです。
※写真:舞阪海幸彦さん
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