今切晩秋 青き海の興隆丸

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年11月07日 14:15



大きな写真はこちらです

海は季節が進むごと透明度をあげ、遠くからは恐ろしいほど
に青く見えてきます。
今切も晩秋、舞阪の勇気を乗せた船が遠州灘広く操業し、一
年で最も品質のよい秋シラスを追っています。

興隆丸の本船が凱旋します。

本船とは船尾に網を巻き、網を降ろして巻き上げる船、遠州
灘から海ほどに透き通る生しらすを水揚げします。



大きな写真はこちらです

興隆丸の綱船(つなぶね)が今切に凱旋します。

綱船は本船から網(あみ)の片綱を受け取り、共に一枚の網
を曳いていきます。

本船が網を巻き上げる間、周囲の海域で次の群れを追う指
令船でもあるのです。

両船が揃って今切に戻れば今日の漁は終了、胸を張り舞阪
に向う男たちが乗り込んでいるのです。

※写真:舞阪海幸彦さん

関連記事