チンドン 浜松花蝶ちん

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年09月17日 11:15



お店の開店やセール、イベントのお知らせなど、かつて商店街や町内
を賑やかに回っていた「チンドン屋」さんは昭和世代には懐かしいもの
ですが、今やチンドン屋さんはイベントにひっぱりだこ、全国に多くの
チームがいるといいます。

昨日の舞阪「第11回にぎわい市」には雄踏のチンドン「花蝶ちん」のみ
なさんの楽しいパフォーマンスを見せていただきました。



「チンドンは路上のパフォーマンスの文化なんだよ」とかつてお訪ねした
にお話いただいたのは、雄踏を拠点にチンドンの楽しさを広げている
浜松・花蝶ちんの代表藤田潤三さんです。



藤田さんの奥様がチンドン太鼓担当の久江さん、チンドン太鼓は全て
手作りのもの、撥は鹿の骨でできています。
ご主人と共にチンチンドンドンと楽しく叩いて練り歩くのです。



今回は18人のメンバーから5人が参加いただきましたが、もう一台のチ
ンドン太鼓がこちらです。

チンドンは富山がメッカ、一年に一度「全日本チンドンコンクール」が開催
され全国からプロ・アマのチームが集まると聞いています。
花蝶ちんのみなさんもこのコンクールの常連です。



浜松花蝶ちんのみなさんは、定期的に雄踏で練習を行い仲間を増やし、
イベントなどに出演しています。
こちらは新人ですと挨拶がありましたが、見事な演奏を聴かせていただ
きました。



現在ではさまざまな広報ができますが、チンドンはかつての広報手段、
そこから「ひろめや(広目屋)」とも呼ばれていたと聞いています。
昔の広告代理店がチンドン屋さんの仕事だったのです。



舞阪の秋をにぎやかに練り歩いていただいた浜松花蝶ちんのみなさん
は広くさまざまなイベントで活躍中、気持ちまでチンドンチンドンと弾む
そのパフォーマンスに触れてみてください。
おすすめいたします。

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