海を守り育てる心はぐくむ はまなこ里海の会

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年08月02日 11:15



南浜名湖 舞阪港を開放して毎年5月から8月の第3土曜日早朝に
開催されるのが「舞阪漁港えんばい朝市」です。

早朝7時販売開始と早起きして朝ごはん抜きででかける朝市には
子供たちの心をそしていつまでも少年少女の心を持つ私たちに
海の大切さを教えてくれるブースが出展されています。

NPOはまなこ里海の会」のブースです。

里海の会の展示は参加型のものが中心、大きな水槽を「お魚タッ
チプールとしてさまざまな安全な魚を入れて子供たちを楽しませ
ています」



お魚タッチプールの常連はなんとこんなに大きなサメ。ネコザメと
いうこのサメは歯もなく安全ですが、触ればしっかりと「サメ肌」、
ほかにカニなど浜名湖の魚、遠州灘の魚に触ることができます。

子供たちも大人もおっかなびっくりのお魚タッチプールです。



もう一つのお楽しみは、磁石をつけた浜名湖、遠州灘のお魚釣りの
ゲームです。
プールの中に並べられたお魚を釣りながら豊富な魚の名前を覚え
ます。



舞阪港といえば10月からトラフグ漁がはじまります。このすばらしい
資源を育てようと、里海の会のみなさんは定期的に稚魚、稚ガニなど
の放流会を開催しています。

じつは先日お知らせしたように、明日3日も浜名湖里海の会のイベント
があります。南浜名湖あそび隊!もカメラを抱えてお手伝いにうかがい
ます。



浜名湖は海のゆりかご「アマモ場観察&ガザミ放流会」の開催です。
弁天島の向かいの瀬「いかり瀬」は潮干狩り場となっていますが、ここ
は浜名湖を浄化し、小魚たちが育つアマモ場となっています。

ここで小さな生き物を観察し、その後浜名湖名産のガザミ(ワタリガニ)
の稚ガニを放流します。

えんばい朝市8月の開催日は8月18日(土)、会場ではまなこ里海の会
の活動をご覧になり、さまざまななイベントに参加して会員になってくだ
さい。

一緒に私たちの自然、浜名湖を守り育て、子供たちの未来に残しましょう。

※取材協力:舞阪漁港えんばい朝市実行委員会

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