弁天島の瀬は鳥の形に

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年12月13日 16:39



弁天島と今切を分ける大きな瀬はまたの名を「くじら島」とも呼
ばれる「いかり瀬」です。
弁天島のシンボル、赤鳥居を背にする大きな背です。

その東端は連日鳥の漁師さんカワウに占領されています。
ご存知ない方なら浜名湖にカワウが棲むって驚いてしまうでしょ
うね。



そしてこちらは赤鳥居の隣に現れる小さな瀬、こちらはまるで鳥
に占領されて瀬の形が鳥でつくられています。
いったいどのくらいの数がいるのでしょう。

面白いのはこの真っ黒鳥の集団の中に、白とグレイのカモメが混
ざっていることです。案外仲良くやっているのです。

カワウはご存知のとおり、潜り漁の名人です。
小さな魚はもちろんのこと、夏には意外なる大きさのものまで飲
みこもうとするのを見たことがあります。
体ほどもある長いアナゴや、鯛型の大きさ魚です。



今朝の「おはよう!弁天島」で使った写真の赤鳥居の右にある瀬
がカワウに占領された瀬なのです。

今はもう夕方、一日豊かな海で漁をした鳥たちもねぐらに帰りま
す。弁天島の夕方の空はラッシュとなって鳥たちが行くのです。

関連記事