南浜名湖タイムを愉しむ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年12月11日 20:28



今年二月に結成し、四月に南浜名湖弁天島に本拠地を置いてから
「南浜名湖あそび隊」は活動しています。

まだまだ一年に満たない私たちはこの地に書ききれない魅力を感
じ、一つひとつ経験したり話しを聞いたりしてこの地の「本物感」
を伝えたいと思っています。

この地の最も素敵だと思うことに「南浜名湖タイム」があります。

まだどの町でも眠っているだろう時間に、もう南浜名湖は起き出
して活動をはじめます。
舞阪港や新居港、雄踏港、村櫛港などから出漁する船のエンジン
の音はまだ明けぬ真っ暗な海に響きます。

やがて明けた朝から「日の出操業」の漁師さんたちが働き出す、
そしてほぼ午前中に漁を終えてしまう。
この地では寝坊していたら、その姿を見逃してしまうのです。

午後にはもう港に戻った漁師さんたちが水揚げを誇って胸を張り
ます。港は活気をあげ、勢いよくセリがはじまり、魚が運ばれて
行き、一日が終わるのです。

国道を除けばどの道も渋滞することもありません。
生活道路をのんびりと行くことができます。
そして広すぎない町は歩いてゆくほどのスピードで時が流れてい
るのです。

午後になれば仕事もなにもかもほぼ終わっているからなのです。

南浜名湖タイムは早起き型、働くのは早暁から、午後からはもう
体を労わってのんびりと過ごすのです。

働くのも愉しむのも早起きが肝心、寝坊さえしなければこの地の
時間に乗って過ごすことができるのです。

※写真:船上カメラマンさん

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