舞阪サーフの陸(おか)と海

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年12月04日 07:05



海は朝がはじまるところ、朝を迎えるところです。
「海」を心に早起きしてまだ明けぬ海へ行き、その砂を踏む。
はじまりの期待を感ずるために皆、海に立つのです。

毎朝この時間は舞阪に住む船上カメラマンさんの作品を紹
介しています。

早起きであり、夕陽に勤勉な船上カメラマンさんははじまりと
終わりを見つめるカメラマンです。
コーヒーを飲みながらその世界を聞いているのです。



釣り人はサーフに立ち、朝陽が満ちてゆく時間を楽しみます。
まるで海が満ちてゆくように朝陽は昇ってゆく。
満ちている海をさらに満たしてゆく朝陽を楽しむのです。

陸(おか)から海に竿を出し、海に満ちるものと会話をします。
海では網を曳いて満ちるものと会話をする船が行きます。

満ちる海、満ちてゆく朝陽、心満ちて竿を出し網を曳く。
早起きの仲間たちと会話しながらどちらも朝の景色となる。

船上カメラマンさんはそれをまた撮り残しているのです。

※写真:船上カメラマンさん

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