タグボートのある風景

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年08月24日 23:30



横浜だったり、近いところでは清水などなら港湾仕事がたく
さんあり、巨大船が行き来すればそこには小さな力持ちの船
「タグボート」が走る海があります。

南浜名湖は舞阪や新居などの漁港だから巨大船はやってきま
せん。タグボート好きにはちょっと残念に思うところです。

けれども新居の砂あげ場には遠州灘の海岸浸食を防ごうと
大きなテトラポットが作られていて、それを運ぶ台船が、巨
大なクレーンで完成したテトラポットを積んでいきます。

その巨大な運搬工事船を曳くのがタグボートです。

タグボートは小さな力持ち、船体に似合わないほど協力なエ
ンジンを積んでいます。



今度のジブリ映画「コクリコ坂から」には大好きなタグボー
トが登場します。
宮崎さんは海が好き、そしておそらく働く小さな力持ちである
タグボートが好きなのでしょう。
僕も同じです。

船を曳くだけでなく、押したりもするからタグボートのまわり
は緩衝材となるタイヤがぶらさげられています。
船を押し付けて巨大船を接岸させたり、海に押し出したりする
のです。

タグボートの格好よさは働く船だからでしょう。
子供のように働く車が好きで文句なくトラックやトレーラー好
きとしては海で働く船が好きなのです。

久しぶりに見たタグボート、小さくて不恰好で力は強いけれど
足が速くないのです。

かっこいいでしょう。

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