舞阪港 朝の情景

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年07月25日 07:07



南浜名湖で朝の散歩をするならば弁天島海浜公園へ降りて
海を覗いて歩き、弁天橋を渡って舞阪港へ向かう道が人気
の散歩道です。

港につながる船を見ながらの道は潮の香りの海覗きの道で
す。

舞阪では浜名湖は「カワ」と呼ばれます。カワっぷちにあ
る多くの船にはアサリ漁、牡蠣養殖、刺し網漁などさまざ
まな漁具が積んであります。それを見ながら歩くのです。

舞阪港の哲学者、物言わぬサギが止まっています。



軽快なエンジン音をさせてアサリ漁の船、遊船の船が港を
出て行きます。
舞阪港で最も多く、県下で一番の数がある舞阪港の小型船
は作業をする足、陸上ならば軽トラックのように働き、海
の男たちは海を自在に行くのです。



舞阪港の奥、記念橋沿いに行けば遠州灘の刺し網漁の金治
丸の作業小屋がありました。
前日の午後、遠州灘にしかけた網を午前0時すぎに出港して
網を揚げ、3時頃に戻って掛かったガニ(ササガニ)やコチ、
ヒラメなどをあげる漁です。

刺し網から魚がガニをはずし、今日の午後に備えるために
網をきれいにし、またたたんでいきます。
家族揃って手伝う舞阪の漁の朝の風情ともなっています。

早朝、どんなに早く目覚めても漁師さんの勤勉と働きには
かないません。
この時間も深夜から続く仕事が続いているのです。

関連記事