カツ丼大盛りあそび隊 海ザリガニに出会う
「おじちゃーん、これなあにー」
少年が二人スタスタと歩みより、弁天島海浜公園の桟橋近くの
ベンチに座って大盛りカツ丼を食っていた真っ黒け男に近寄っ
てきた。
連日の潮干狩り取材ですっかり「真っ黒けのけ」となった南浜
名湖あそび隊は、ヤッケに帽子という漁師さん風であります。
「ザリガニだよね~」と少年弟が言えば
「エビだよね~」と少年兄が言う。
そこでカツ丼の肉片大を急いで飲み込んだ男はバケツをのぞき
こむ(浜名湖だからクルマエビに違いないもんねと余裕)
少年弟の手にのせられたエビ風は、どーーみてもザリガニなの
でありました。
「おじちゃんなあに?」という漁師さんを尊敬して見上げる少
年のココロは大切である。
カツ丼大盛りおじさんは、「ミナミハマナコウミザリガニのメ
ス」とすかざす命名してあげたのでした。
少年兄は、「へ~」と周りを見渡し、弟の腕をつかみ、向こう
にいた本物の漁師さん(年齢70代)に向かって駆けていった
のでありました。
それにしてもこれはザリガニとしか言いようがない。
新種発見でしたら、ミナミハマナコキョウダイウミザリガニ
(メス)と名づけることにいたしましょう。
明日、僕も本物の漁師さんに聞いてみようっと!
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