「さてさて弁天小僧とだら右衛門が出かけましたのは雄踏で仮
面ライダーハウスと呼ばれる可笑しな家であります。さてどん
な人面白い人が住んでいるかの話しであります。トザイトーザ
イ!」
貧すれば鈍すなどと言うのは二人のこと、今回はチンすればド
ンするというご夫婦のお話でござい。
愉快なチンドン屋 ブレイメン無礼面の音楽隊などといただい
た名刺からして面白いのが「浜松・花蝶ちん」の藤田潤吉サン
でございます。
浜松、それも南浜名湖にチンドン屋さんがいたのか!と思うみ
なさん、驚くなかれ既に11年のキャリアを持つチンドンチーム
は国内どころかなんと昨年11月にはポルトガルまで出かけたと
いう実力派であります。
チンドン屋さんなどと言いましても若い方にはお馴染みがあり
ませんが、面白い扮装をしましてサックスの音も楽しくチンド
ン太鼓を「チンチンドンドン」と鳴らしながら町を練り歩く。
練り歩きながら宣伝をするのが仕事でございまして、チラシを
配ったりして町の店や催しのお知らせをしてまわります。
さてチンドン太鼓がどんなものかと言いますと、この影絵のよ
うな楽器でありますが前に抱えたチンドン太鼓には、太鼓に絞
太鼓、かけやにシンバルなどが一緒になっておりまして、この
音をして「チンチンドンドン」と鳴らして練り歩いてくのであ
ります。
さてさて、2回目にしてまずは導入まで、町を元気にする「花蝶
ちん訪問記」は次回に続いてまいります。